きらきら。 解けば幻、縁縒りて星。 汰れば徒夢、儘咲くこそ花よ。 水面に立つ波の、織る綾目に又、 誘われては今も、終に見ぬその歌。 色は瀬に染まらず、嗚呼。 その明の音は、唯夢と呼ぶも文なし。 空にきらきらと、輝く様は星。 胸にはらはらと、積もる想いは月色。 時にゆらゆらと、揺れる仕草は風。 この身ある儘と、立つはいつか見た花よ。 千々に雑じる糸を、真白綿の手に、 結わえ紡ぎ全て、君飾る衣と。 四季を閉じたように、嗚呼。 その玻璃の目は、唯ここにある彩写。 明にきらきらと、纏うのは陽の色。 風にさらさらと、伝う響きは川の音。 空にひらひらと、舞う様は色鳥。 まるで青星と、咲くはいつか見た君よ。 共に強く歩いた道。 照らす夕映え、方途を射して。 いつか遠く望んだ道。 告げた心は明日を繋いで。 夜にきらきらと、輝く様は星。 今もはらはらと、積もる想いは月色。 ひとりゆらゆらと、揺れる仕草は風。 この身ある儘と、立つはあの日見た花よ。